脚側の位置に犬を座らせる。
審査員の「犬から離れて」の指示で犬に「待て」のコマンドをかける。
ハンドラーは前進し、10m離れた所で犬と対面する。
審査員の「犬を呼んで」の指示で、ハンドラーは犬に「おいで」と呼び寄せる。
犬はハンドラーの正面に来て座る。
審査員の「終わり」の指示で、ハンドラーは犬を脚側の位置に座らせる。
審査員の「課目終わり」で終了。
終了後は犬に触れて褒めて良い。
団体は3頭以上で行う。
隣の犬と間隔をあけて脚側に犬を座らせる。
審査員の「犬から離れて」の指示で犬に「待て」のコマンドをかける。
犬と10m離れた所で対面し1分間待たせる。
審査員の「元の位置へ」の指示でハンドラーは犬の左側から犬の後ろ側を回り犬の右側の位置につく。
審査員の「課目終わり」で終了する。
座れ(団体)と同じ要領で行う。
審査員の「伏せ」の指示で犬に伏せさせる。
審査員の「犬から離れて」の指示で犬に「待て」のコマンドをかける。
犬と10m離れた所で対面し3分間伏せさせる。
審査員の「元の位置へ」の指示でハンドラーは犬の左側から犬の後ろ側を回り犬の右側の位置につく。
審査員の「課目終わり」で終了する。
3回にわたり「目指せCDP」をまとめてみました。
少し長くなってしまいましたが流れをお伝えできればと思っています。
「トライアル」には日常、愛犬と生活する為に必要な要素が含まれています。
例えば、交通量の多い道に飛び出さないよう赤信号で「座らせる」「伏せさせる」、人通りが多い道でハンドラーの横を「脚側で歩かせる」。
ドックランで自分の所に「招呼」で呼び寄せる。
「座る」「伏せる」(団体)で写真を撮りたい時ゆっくり撮影ができる。
皆さんが愛犬との生活の中で無意識に行っていることを形式化しただけのことです。
「トライアル」と聞くと難しい!なんてことは決してありません。
ワンちゃんは私達が思っている以上に賢いです。私達ハンドラーが犬の能力を上手に引き出してあげることで犬も一体感を感じ喜んでくれます。
まだまだ勉強中の私が言うのはおこがましいですが、一人でも多くの方が興味を持っていただけると嬉しいです。
上級者の方にアドバイスを頂き随時修正・更新していきます。
(8/21 更新)
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