シリンジで少しずつ水を飲ませていましたが、丸1日以上、排尿がなく「尿毒症」が心配で病院を受診しました。
血液検査の結果「高ナトリウム血症」と判明。
原因は脱水でした。体温は40.0℃で高く、まず平温まで下げる必要があるとのこと。
認知症の進行で脳の萎縮も考えられると言われました。
かなり衰弱していて厳しい状況で入院することも勧められましたが、入院中の死亡リスクも高いとのことで、最後を看取れないかもしれないと言われました。
「最後は自宅で看取りたい」それが私たちの決断でした。
高ナトリウム血症の治療は入院をしてとにかくゆっくり点滴をして値を下げるそうです。
先生からは自宅では2時間毎に水分を与えるよう指導されララを連れて帰宅しました。
3か月前のララ。
しっかり舌を出して、水を舌の後ろで上手にすくって飲んでいます。
しかし最近は上手に水を飲むことが出来なくなっていました。
その為食事で水分補給が出来るよう、また間食でも水分を与えていましたが十分ではなかったようです。
その上、猛暑で体温調整も難しいためか少しづつ体力低下。
散歩には行っておらず、お庭の日陰で日光浴程度でもララにはこたえたようです。
獣医師の指導を守ってとにかく水分を与えています。
横になったままの水分摂取は誤嚥性肺炎に注意が必要で出来れば座らせた状態が理想的です。
水分を与えるときは、膝枕やクッションで体を固定しながら頭を上げた状態に近づけるようにしました。
2時間毎とはいわず、頻回に5cc程度の水を夜通し与え続けました。
一回の接種量が徐々に増えてやっと排尿もみられました。また、体温も38.4℃まで下がりました。
腎機能の値が異常値でなかったのが幸いでした。
獣医師さんはナトリウムの値が下がれば首が上がってくるはずと言われ、それを信じて続けた結果徐々に首が上がるようになりました。
現在は時々ララ自信で首を上げて「ヒーヒー」と鳴いて私たちを呼びます。
まだまだ予断は許しませんが、最悪の事態はまずは脱したかもしれません。
ララの事を心配して個人的に連絡を下さった方には感謝しています。
ララの命は永遠ではありません。、天国への階段をできればゆっくり登っていけるよう旅立つその日迄介護を頑張ります。
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