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☆小さくはかない命☆

時々、我が家の近くで子猫ちゃんの鳴き声がする事があります。でもすぐにどこかへお引越しをするのでなんの影響もなく20年近く住んでいます。

 

でも今回は子猫ちゃんの鳴き声がズーット続いていたんです。

必ずお母さん猫がくるはず!と思っていましたが、全くその気配がなかったんです。

 

そして庭に出てみると子猫ちゃんが瀕死の状態でいたんです。

 

きっとお母さんを探して必死にここまで来たんだ・・・

 

30℃超えの暑い日。このままでは本当に死んでしまうと思い保護しました。

幸いにも「ミャーミャー」と鳴いてくれてまだ生きていました。

 

すぐに病院に連れて行き先生から「ミルクを直ぐに与えて!」とミルクと哺乳瓶、シリンジを購入して対応しました。

猫のお世話はしたことがなく、友達から教えてもらって「体温保持」「哺乳」「排泄」をさせました。

 

手のひらに収まってしまう小さな子猫ちゃん。

「ミーちゃん」と名付けました。

産まれて何日目かもわかりませんが、標準的な体重より小さめです。

 

でもミルクは「チューチュー」と吸ってくれました。

 

オシッコも肛門近くを刺激してあげるとちゃんと出てきました。

お友達の紹介でボランティアの方がミーちゃんの面倒を見てくださると申し出があったんです。

3時間毎の授乳。一晩お世話をして翌日、ボランティアさんにお渡ししました。

 

野良猫には珍しい「ブルー」の子猫ちゃんで、既に新しい家族も見つけてくれていました。

ボランティアさんが小さな子猫なのでミルクの一回量を少なくして回数を増やしてお世話してくださいました。

 

でも小さなミーちゃんはその翌日、お空に帰って行きました。

ボランティアの方が病院に連れて行き最善を尽くして下さりました。

「最後はとっても綺麗なお顔でしたよ」と斎場でミーちゃんを弔って下さりました。

 

今朝ワンコのお散歩していたら小雨が降ってきたんです。その後、虹が出たんです。

綺麗な虹だったので写真を撮りました。

でも凄く短い虹。ほんの数十秒で消えた虹。

(よく見ると虹の外側に薄いもう一つの虹、二重虹(ダブルレインボー) が出ています)

 

ミーちゃんのようです。

悲しい出来事でブログに書くことを躊躇しましたが、多くの方の協力のおかげで、ミーちゃんは天国へ虹の橋を渡りました。

 

皆さんへの感謝の気持ちを込めてブログを書かせてもらいました。