2011年3月11日14時46分
震源地から遠く離れていましたが、大きな揺れを感じ会社内が騒然としたことをよく覚えています。
かなり前のことですが、東日本大震災で津波の被害を受けた「南三陸町」に行く機会がありました。
自分の記憶にとどめておこうと思いましたが、10年の節目。
私の感じた被災地をまとめてみました。
南三陸町の防災庁舎
防災無線で最後まで町民に避難を呼び掛け続け、職員二十数名が津波の犠牲になった場所。
鉄骨がむき出しで津波の怖さを感じずにはいられません。
震災を風化させないための語り部ツアーに参加。
当時の状況を語る伊藤さん。
震災遺構の「高野会館」見学
建物こそ残っていますが、中はがれきの山
一瞬にして華やかな結婚式場は廃墟となりました。
津波の高さ(青プレート)は、3階まで達しています。
散乱するガラスは当時のまま。
復興整備も進んではいますが私の率直な感想は「まだ時間がかかりそう・・・」
高野会館の屋上からは海が一望できます。
でもこの高さまで津波が押し寄せてきたかと思うと自然の怖さを感じずにはいられません。。
土砂が高く盛られた復興現場
そして復興のシンボルの「さんさん商店街」
語り部の伊藤さんから頂いた名刺
伊藤さんから自然災害の脅威、そして困難に立ち向かう姿勢を学びました。
宿泊したホテルの窓に飛んできたたくさんのかもめ。
南三陸町の復興を見守り、一緒に頑張っている気がします。
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